姜尚中『悩む力』・野尻さやかさんオススメ

おすすめ本 File 088
「20代の、悩むことが苦手な人たち」へ

野尻さやか

088nayamuこの本は、私が20代の頃、仕事にも友人関係にも将来にも、
ただ漠然と不安にかられどうしようもない葛藤と戦っていた時にススメられて読み始めた本です。

その頃の漠然とした不安たるや、解決策も思いつかずただただ悩める子羊でした。
そんなちっぽけなことをウジウジ悩んでいる自分がとってもちっぽけで、また自己嫌悪に…。
悪循環。

この本に救われたことは、そんな悩むことが、大切な力だということです。

自分の弱いところが嫌だと思っているのに、悩む力と言われるとは、逆の発想でした。
20代って、仕事も友人関係も上手くやりたい、やらねばと思う反面、
壁に立ちはだかられることが多いです。
自分の中に理想があるからこそ、ぶつかる。

その中で、自分が何を感じ、何を得られるかはまさに無限の可能性を秘めている
ということをこの本から感じました。

この本では、文豪•夏目漱石と社会学者•マックス•ウェーバーを主とし様々な学者が登場しますが、
専門的知識がなくてもすんなり読めてしまいます。
「私とは何者か?」、「何のために働くのか?」など、
読み進めていくうちに知らず知らず自分自身と向き合っていきます。

一度のみならず、何度も読み返したくなり、
自然に自己分析している自分を発見する一冊です。

野尻さやかさんのプロフィール

野尻さやか
ワークライフバランスを充実させるため、日々模索中。