ポーポー・ポロダクション『今日から使える!「器が小さい人」から抜け出す心理学』・・セルフメンタルケアトレーナー 高松 弥生さんオススメ

おすすめ本 File 076 
「20代の「器の小さい人」と思われたくない人たち」へ

高松弥生

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「器の大きい人」と言われてみたい!
「器の小さい奴だなぁ・・・」って思われたくないですよね。私は思われたくないです。
では、器の大きい人ってどんな人でしょう??人間の「器」とは何でしょうか?

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器が大きいと、様々なものをたくさん入れられます。
そこで「器の大きい人」とは、才能、技能、知識などを豊富に持つ人であり、そこから
「どんなものでも入れられる深さがあり、それを活用する能力のある人」のことを言うようになったと思われます。
また、「器量」や「度量」と同じように使われることもあり、単に才能に恵まれ、豊富な知識がある人だけでなく、大きな視野を持って、思いやりと包容力のある人のことを言います。
****P10参照

器が大きい人というのは、持っているだけでなく、それを人のために使える人のことを言うのですね。
知識などをインプットするだけでなく、それをきちんとアウトプットする。しかも人のために・・・。
なかなか難しいですよね。どうしたら器の大きい人になれるのでしょうか?

この本は、その為に「器の小さい人」を理解することから始めて、そこから抜け出すための方法などを教えてくれます。
器の小さい人を多角的に研究・分析し、その特徴をキャラクター化して、タイプ別に分類・整理しています。
単に、器の小さい人を紹介しているだけではなく、その行動メカニズムを心理学や脳科学的なアプローチで紹介しています。でも、その知識がなくてもわかるように簡単に、またキャラクター化で楽しく「あるあるぅ」と言える内容となっています。

この本を読んでみると、今まで不快に思っていたこと(人)が、「器が小さい」と言われてしまう人のメカニズムを知ることによって、もしかしたら相手を少し許せるようになるかもしれません。また対処方法も見えてきます。
さらに、自分自身に重ねてみて、器が小さくならないための方法が見つかり、少しずつ自分の器を大きくすることが出来るのではないでしょうか?

器が小さい人は6タイプ
1)自分の感情のコントロールが下手な人
2)自分に自信がない人
3)防衛心が強い人
4)手を抜いて楽をしたいと考える人
5)よく見られたい気持ちが強い人(自己評価の低い人)
6)よく見られたい気持ちが強い人(自己評価の高い人)

ぱっとみて、あてはまるのは・・・2.3.4あたり。
でも詳細を読んでみると各タイプに少しずつあてはまるキャラクターを発見できます。
簡単にタイプ分けはできないということですよね。

例を紹介してみますね。

1)の例 小器度3 何気ない言葉をずっと根に持つ  「ワスレナイタチ」
・嫌なことをされるとすぐにメモをとる
・「言っていたことが違います」と上司に言う
・自分がしてしまった小さな失敗も忘れられない
・ふられた元彼のワラ人形を持っている
小さいことに固執し、嫌な感情の記憶が脳に定着しやすい人。
対処法:自分の感情だけでものを考えないで、相手の立場に立って考えてみる。
自慢ばかりする人を不快と決めつけないで、相手が気持ちよいので自慢しているのだと理解して、
相手をもっと喜ばせるリアクションをとってみよう。

3)の例 小器土23 嫌なことがあるとすぐに逃げ出す  「トウヒコウキ」
・嫌なことがあると途中でも逃げ出す
・言ったことに責任を取らない
・仕事・幹事の役・約束を「嫌になった」と当日キャンセルする
・ストレスがたまらないので若く見える
無責任です。防衛機制・逃避しやすい人。
対処法:逃避は癖になるので注意が必要です。
逃げ出したいものが人間関係の場合、無理に「がんばったり」「がまん」する必要はありません。
ただし、逃げ出すのではなく、自分が少しだけ変わってみるのです。発想の転換をし、例えば短気な相手は
「自分の感情に素直で予測が甘い人」と思えばいいのです。相手を認めて肯定的に対応しましょう。

このように39のキャラクターで説明がしてあります。
たくさんのキャラクターがかぶってしまい不安になるかもしれません。
でも大丈夫です。きっとまわりのみんなも度合いは違えど同じようなものだと思います。
これを読んで自分の器の小ささがわかったらめっけもんです。
改善点がわかったら、時間をかけて少しずつ自分を変える努力をすれば良いのです。
一朝一夕には変わりません。時間をかけて変えていきましょう。

この本は最後の章で器の大きい人になる方法もまとめています。
1)人のせいにするのをやめる
2)心を安定させる
3)自分の気持ちを大事にする
4)相手の気持ちを大事にする
5)揺るぎない自信をつくる

今までにこのサイトで紹介されている(紹介した)
「アサーティブ」「コーピング」「ストレス対処」「リフレーミング」などを取り入れてみれば、少しずつ「器の大きい人」に近付ける気がします。

イラストがたっくさんあってとても読みやすいので、リラックスして読むことができますよ。
器の大きい人に憧れている人、器の小さい奴と言われて悔しかった人・・・一度参考にしてみてください。

 

セルフメンタルケアトレーナー 高松弥生さんのプロフィール

 

oFFice MORE:あなたが、ますます輝く先へ
人材派遣会社にて12年勤務後、ポジティブアクションアドバイザー、キャリアカウンセラーなどに従事。
自分の意思に基づいて、仕事をする!そして“職業人人生を長く楽しくまっとうする”
そんな人が一人でも多くなるように支援をしています。