斎藤 茂太『モタさんのこころがスカッとする本―元気がでる!こころのクスリ』・合同会社GCC代表社員 魯 慈忍さんオススメ

おすすめ本 File 081
「20代の就活に不安を抱えている人たち」へ

魯 慈忍

081この本との出会いは、私が障害のある方の就労支援の業務をするようになって、わからないことや難しいことばかりで、頭をかかえているときに、妻がそんなに難しく考えなくても、楽しくやればいいんじゃないかと、この本を渡してくれました。モタさんのファンだったようです。

モタさんこと斉藤茂田さんは、精神科医として長き人生を歩まれた方です。
実はモタさん、2006年の秋、11月に90歳の天寿を全うされたのですが、この本は、その年の春、4月に初版されたもので、モタさんが長き精神科医として得た、人生を楽しくうまく生きるコツを、集大成として伝えてくださっています。

全体の構成として、各節にの頭には、モタさんからのアドバイス的な短い言葉が添えられていて、各節ごとにほっとさせてくれます。また各節の最後には、モタさんからの後押し的な、簡単なアクションプランがあり、イメージするだけで元気が出てきますよ。なーんだ簡単なことやんって思えるところが、ポイントですね。

目の前に起きていること、どう感じるか人によって大きく2パターンに分かれるそうです。本の中では冒頭でAさんBさんとたとえて、AKARUI(明るい)とBUTUBUTU(ぶつぶつ)とダジャレで表現されているのがモタさんらしいです。ここは、モタさんの長年の精神科医人生の裏付けから出てくる味わいです。

このAさんとBさんを、わかりやすくシンプルに、生活のワンシーンに例えて語ってくださいます。
私も一冊読み切ったら、モヤモヤがすっきりして元気になりました。

とにかく笑ってみることで、なぜか元気が湧いてくるということと、一流の人ほど楽観的だったということ印象に残りました。

日々いろんなことが起きて、いろいろあるけど、明るく楽しくしたほうがいいと気づきたい人に、おすすめします。

就労支援員としてのメッセージですが、困難なことが続くときもありますが、自分があとちょっと頑張れそうな、すぐ手の届きそうな、小さな目標、小さなイメージを持ち続けることが、塵も積もれば山となり、大きな自信と成果がもてて、困難だったことも、後から思えば小さなことだったと思える時がきっとありますので、若い皆さんは、いっぱいチャレンジをしてくださいね。
その時の苦労も楽しんじゃいましょう。

魯 慈忍さんのプロフィール

魯 慈忍
岐阜県大垣市にある、合同会社GCCの代表社員。
障がい者就労移行支援事業所GCC大垣校の就労支援員とジョブコーチを務めています。
障害のある方が、一般企業に就職するために必要な知識とパソコン操作とコミュニケーションの習得を目指しています。

私のモットーとしてることは
「Heart to Heart」
人と人、心と心の関わりを、大切にしています。

GCCホームページ⇒ http://www.gcc-7.com/