ドミニック・ローホー『ゆたかな人生が始まる シンプルリスト』・会社員 ちょこれいとさんオススメ

おすすめ本 File 074
「20代の、自分らしさを大切にしながら働きたい人たち」へ

ちょこれいと

074simple<どんなことについてかかれた本ですか?>

「心を導く」道具としてのリストづくりをすすめる本です。
1. 本当の自分に出会うためのリスト 2. 毎日をシンプルに生きるためのリスト 3. 幸せが再生産されるリスト 4.語感を磨くリスト 5.自分と人生をもっと好きになるリスト 6.悩みから解放されるためのリスト 7.恋愛の苦しみを昇華するリスト 8. 魔法のようなリスト 9. 人生の脚本家は私 の8つの章からなっています。
さまざまなリストが提案され、リストをつくるためのヒントが沢山書かれています。

<20代の自分らしさを大切にしながら働きたい人たちへオススメする理由はなんですか?>

自分のことは自分が一番良く知っている……それはそうかもしれません。ですが、自分でも気付いていなかったこと、考えることすらしなかったこともたくさんあるものです。例えば、かげがえのない瞬間リスト(p.55)としてこんなヒントが例としてでてきます。

かけがえのない瞬間リスト
*理想的な一日とはどういう一日か
*日常にある楽しみの時間(ショッピング、パーティー、瞑想など)
*単調な日常を忘れさせてくれる楽しみ

…などなど。
理想的な一日とはどういう一日か…なんて、なんて難しい問いかけだろうとおもいませんか?

「好きな人とずっといられる一日」 …それだけかな? 「天気がよくって」 …それだけかな? 「そうだ、ショッピングにでかけて」 …それだけかな?」美味しい食事ができて」 …おいしい食事ってどんなのかな?

リストにしていく途中、「私の○○」ってこれだけ?「私の○○」ってもっと具体的にはどういうことだろう?そんな問いかけをしていくと、リストアップできることはどんどん増えて行きます。どんどん増えて行きながら、本当にそうかな?これ以上思い当たらないな、でもまだまだありそうなんだけどな…ともやもやした気分になることも。それでもじっくり少しずつリスト化をしていくと、自分もしらなかった自分が見えてきます。

人はだれしも自分らしくありたいと思うのでしょうが、それじゃあ自分らしいってどんなことだろうときっちり考える時間もあまりないのではないでしょうか。ただ漠然と「自分らしいことって?」「自分が大切にしたいことって?」そう考えるよりも、ペンと紙を持ってリストにしてみましょう。そのリストこそが「自分らしさの地図」のような存在になっていくように思います。

私自身が一番ためになったリストづくりは、一番最初に出てくる「二度としたくないことリスト」です。過去にあったイヤなこと、過去にしてしまったイヤなこと、つらかったこと、気まずかったこと、それらを思いだすのは気持ちいいことではありませんでしたが、「もう二度とこんなことしない」「もう二度とこんな自分になりたくない」と、リスト化することでそんな「決心」の数々を心の中で宣言できたことは自分にとってとても良い経験でした。過去のネガティブなことを二度としないと決心することでプラスの出来事に変えられた(あるいはスタート地点に戻れたような)気がしました。今でもこのリストは自分がいつも持ち歩くノートに書き記していて、ノートを変える度に毎回書き込んでいます。

<最後に、若者たちへのエールを!>

自分の毎日の中で沢山の時間をつかっているものですから、仕事についてのことも、さまざまなリストに取り組むうちに、あちらこちらにと顔をだしてくるに違いありません。仕事とは、共に働く人々やお客さん、社会状況等々によって自分の力だけではどうしようもないことが多いもの。

まだ若いみなさんは、いろんな人たちからいろんなことを言われて、あちらこちらへとひっぱりまわされるような場面も多いかも知れません。時には自分らしさを犠牲にしているなと感じることもあるでしょうし、そうせざるを得ない時もあるでしょう。でも、自分らしさが何かもしらないままに振り回されるよりは、自分らしさをしった上でふりまわされたほうがきっと楽になると思います。自分を知っていれば、少しのあいだ道に迷っても、自分を見失っても、必ずまた自分のありたい自分の場所へ戻ってこれるハズです。

 

会社員 ちょこれいとさんのプロフィール

自分らしさに気付いたあとのほうが、自分らしさにこだわって片意地をはるってことがなくなりました。