本間正人・松瀬理保『セルフ・コーチング入門』・印刷会社勤務 おでんちゃんさんオススメ

おすすめ本 File 069
「20代の”目標達成システム”をまだ持っていない人たち」へ

 

おでんちゃん

069self<どんなことについてかかれた本ですか?>

自分自身を自分でコーチングする「セルフコーチング」の基本について書かれた本です。

「セルフコーチングは、くよくよと思い悩むのではなく、システマティックに内省し、建設的に考える習慣です」(P.4)

「自分が自分自身のことを一番知っている」というメリットの中で、より自分のことを知ることができるセルフコーチングの基本的なノウハウが分かりやすく説明されており、また、通常のコーチングと比べたセルフコーチングのメリットとデメリットにも触れられているので、コーチングに興味があるけど受ける勇気が出ない…という人が読むのも1つの手かもしれません。

<ご自身にとってこの本はどんな本ですか?>

目標を設定するのは楽しい作業で大好きなのですが…それを達成するための小さな歩みを重ねるということが苦手です。どちらかといえば目標設定して満足して、それに向けた努力を怠る…というよりも、立てた目標すら忘れるタイプ…。コーチングのプロ=コーチの方のお話をきいたりしたことはあるのですが、金銭的にも本格的なコーチングを受けるというのが難しく、「コーチをつけられるひとはいいよな、余裕があって…」みたいなひがみ根性があった時期に本屋さんで見つけた本でした。

今ではやりたいことや達成したい目標ができたときに「WISDOMモデル」を意識して計画を立てる癖がつきました。

「WISDOMモデル」とは、1. WILL(志を立てる)、2. IMAGE(成功のイメージを描く)、3. SOURCE(エネルギー源を探す)、4. DRIVE MAP(成功までの地図を書く)、5. OPERATION(行動に移す)、6. MAINTENANCE(習慣化への努力)という6つのステップで薦めて行くというものです。

目標を立てるだけで満足していた頃の私は、2の成功のイメージを描くところまでしかしてなかったのだなあ……と実感しました。思い描くだけで具体的な行動がないのでは、目標が設定できないのはあたりまえ。目標を達成する力が自分にないのではなく、それ以前の問題であると気付かされました。

<20代の人たちへオススメする理由はなんですか?>

誰しもがプロのコーチを雇い、コーチングを受けることができればそれが一番……なのかもしれませんが、さまざまな状況や制約があり、それをかなえることができない人もいます。特に若いうちは、自分自身にかけるお金をつくりにく状況にある方が多いのかも知れません。

他者の助言だからこそ気付かされるという部分は多いにありますが、自分自身をコーチできるほどに客観視するという経験も大切なことです。セルフコーチングのスキルを高めることができれば、そのスキルは一生もの。目標設定やその目標に向けた行動とその習慣化の為の第1歩として大きな力になると思います。物事や自分自身のことをポジティブにとらえ、着実に歩みをすすめる力を若いうちに持つことができれば、その後の職業人生を歩む足取りもより力強いモノになるのではないでしょうか。

<最後に、若者たちへのエールを!>

人は誰でも失敗はします。問題は、その失敗の原因を知り、次に失敗しない対策を考え、知ることではないでしょうか。失敗をおそれている時間はありません。みんなよりはやく失敗をすれば、みんなよりはやく失敗を回避できるノウハウを得ることができます。

「失敗できない自分」をつくりあげてしまう方が、後々しんどい思いをする…ということもありますヨ。

印刷会社勤務 おでんちゃん さんのプロフィール

好きなおでんの具は大根。
仕事には情熱が必要ですが、あまりどっぷりつかりすぎないように気をつけています。
仕事は人生の中の大切な要素ではありますが、人生のすべてではありません☆