佐渡 裕『僕はいかにして指揮者になったのか』・キャリア・カウンセラー 竹本 祐子さんオススメ

おすすめ本 File 050
「20代の、一歩踏み出すことが不安な人たち」へ

竹本 祐子

050shikisha<どんなことについてかかれた本ですか?>
指揮者として、またTV番組「題名のない音楽会」の司会者としても有名な佐渡裕さんが30代のころに書いたエッセイです。

「大きくなったらベルリン・フィルの指揮者になる」と小学校の卒業文集に書いた佐渡さん。その後彼はレナード・バーンスタインや小澤征爾といった巨匠と出会い、迷ったり悩んだり泣いたり笑ったり飛んだり跳ねたり(指揮を振りながら本当に飛び跳ねることがあるんです!)しながら、プロの指揮者として一歩ずつ成長していきます。

軽妙な関西弁でつづられたエピソードを読み進めるうちに、「自分も何かにチャレンジできるかも」と思わせてくれる、そんな一冊です。 

また佐渡さんはちょっと面白くてステキな人間関係にも恵まれていますが、多くの人を引き付ける彼の魅力は何なのか、という点に着目しながら読んでも面白いと思います。 

<ご自身にとってこの本はどんな本ですか?>
元気のモトですね。佐渡さんの「音楽が好き!」という熱意とやんちゃな人柄が文章からダイレクトに伝わってくるので、読んでいるだけで元気が出ます。

また、「とにかく行動を起こしてみること」「周囲に対してオープンマインドでいること」の大切さも教えられました。 

20代の一歩踏み出すことが不安な人たちへオススメする理由はなんですか?>

「好きなことなら、やってみたらええやん」という佐渡さんからのシンプルで真っ直ぐなメッセージを、20代の皆さんにも受け取っていただきたいと思いご紹介しました。 

<最後に、若者たちへのエールを!>
先行きが不透明ないま、「がんばれば夢はかなう」という保証はどこにもありません。

それでも一歩が踏み出せれば、自分の中で小さな変化は起こせます。

その過程で出会う人、ちょっとした機会、その時感じたことを大切にして下さい。
その蓄積が無駄になることはありませんから。

takemoto竹本 祐子さんのプロフィール

竹本 祐子
キャリア・カウンセラー
OAインストラクターや人材紹介業のアシスタントを経て、
現在は就職支援のカウンセラーをやってます。