マイク=セイラー作/ロバート=グロスマン絵/いまえ よしとも訳 『ぼちぼち いこか 』・団体職員 いとうよしこさんオススメ

おすすめ本 File 044
「これから社会へ出る人たち」へ

いとうよしこ

044bochibochiかばくんがいろいろな職業にチャレンジします。

しょうぼうし、ふなのり、ひしょ、バスのうんてんしゅ、バレリーナ(?!)・・・・・

関西弁の軽妙な語りに思わず、うふふと笑いがこぼれます。
最後のページをとじたとき、はぁ~とため息といっしょに、
こわばってたところが すっとゆるむのを感じて

 せやな、ぼちぼちいったら、ええやんな。

と自分をリセットしてました。これが、20 代のころ。

 かばくん、ひとりでがんばることもだいじやけど
 ひとりでやってるだけじゃ、わからへんこともあるに。

これが、今の感想。

働き始めると、いろいろな人とかかわりをもつようになります。
気の合う人とだけ、というわけにはいかないので、ストレスを感じることもありました。

ただ、他者がいることで、自分に足りないことも、さしてがんばらなくてもそこそこうまくできることが 自分にあることもわかってきました。(足りないことは大きくて、できることはしょぼかったりもするので すが・・・)

弱点を克服しつつ、今は些細だと思える得意なことを働く上で役立つように。
大人になっちゃった今は自分で「働く自分」を育てて伸ばしていくしかないものね。
そして「自分のできること」って周りの人のほうが良くわかっていて、きちんと見てくれていたりするもの なのです。

「自分のできることにも目がいくようになったら、働くことも楽しくなるのではないかなぁ。」と思うので す。

  さ、ぼちぼちいこか。

 

yoshikoいとうよしこさんのプロフィール

団体職員/大学生協に所属。昨年、異動があり期せずして再び新人気分を味わう中堅職員。
「何がおきるかわからないって楽しいな。」と思います。