鈴木ぐり『愛する技術』・プログラマー 緒形 雄二さんオススメ

おすすめ本 File 030
「20代の、悩める人たち」へ

緒形 雄二

030aisuru去年、知り合いの女性の誕生日が近づいていた時の事です。
何を贈ろうか迷っていたところ、一冊の本が目に止まりました。

「愛する技術」
鈴木ぐりさんという方が書かれたマンガです。

本をプレゼントとか悪くないかもなあと思い、とりあえず買ってみました。

中に書かれていたのは、仕事に追われ悩む女の子の物語。
マンガなのもあってテンポよく話が進むし、自己啓発にもつながる素敵な本でした。

この本には
  好きな仕事だけど最近トラブルばっかり
  社長が働く人の気持ちを考えてくれない
  後輩がやる気を見せてくれない
  お互いが主張しあってまとまらない
  心にゆとりがない
そんな悩みをもった女の子が、アドバイスによって問題を一つ一つ解決していく、そんな事が書いてあります。

「今の自分に不要なものまで抱え込んでしまうと心に余裕がなくなる。
 未来から流れてくる本当に必要なものを逃してしまうのよ。
 仕事で頭いっぱいになりすぎて人にやつあたりして信頼を失ってしまったり、
 いつもたくさんの予定をこなそうとしてひとつひとつの予定を満足に楽しめなかったり。(P.126)」

この文章にはすごく納得させられました。
自己啓発をしっかりしていたり、人生が充実している人って、色々な予定を詰めこみすぎて、
一つの一つの予定が終わった瞬間に、「さあ次だ」って思ってしまう事があるのですよね。
もっと一つ一つの予定を噛み締めて、じっくり味わう必要があるのだな、と改めて感じました。

後半になると物語は急激にクライマックスへ。
倒産を目前にした会社をどう建てなおすか?
僕は初めて読んだ時思わず涙が出そうになりました。
非常に素敵な本だったので、その女性にプレゼントせず自分のものにしてしまったことはここだけの秘密です(笑)。

この本を買って約一年。
とある人から簡単に読めるビジネス書とか自己啓発書とかないかなと聞かれ、探したところ、本棚に眠っていたこの本を見つけ、読み返したのです。やっぱり読みやすくていい本だなと思い、紹介させていただきました。

「こんな仕事をするのが望みだったっけ?(P.134)」

主人公と同じ事を思っている人が、きっと何人かいると思います。
自己啓発とかビジネス書とか、読んでみたいんだけどなんか難しそうだな、手を出しづらいな、そんな風に思っている方がいたら、ぜひとも読んでみてください。

最初は軽い一歩から。それが成功への秘訣です。

緒形 雄二さんのプロフィール

緒形 雄二
プログラマー
オガティという名前で「ogatism」というブログをやっています。 本業は普通の中小IT企業で働くプログラマー。 自分のライフワークを求め、幅広く色々なことに挑戦をしています。
オフィシャルサイト ogatism http://ogatism.jp/